今すぐ行動すれば未来は大きく変わります
「いつまでも派遣でいいのか?」と、あなた自身も将来への不安や考えを持たれているのではないでしょうか?
昨今の派遣の給与は、異常なまでに高騰しています。1度派遣で働いてしまうと、他の仕事へは変わることができない人がいるのも納得です。
高卒間もない18歳の若者が、いきなり年収で350~400万円超の給与を稼いでしまえるのですから、普通に就職して、年収200万円程度の正社員には、魅力も何もないのも当然です。
今、人手不足は深刻な問題になりつつあり、氷河期と呼ばれた時代とは、完全にひっくり返って、空前の売り手市場です。
20代は知らない「派遣切り」の切なさ
今の20代の若者たちには、ピンと来ないかもしれないですが、かつては「派遣切り」という、大量の派遣社員解雇が行われました。
解雇というと聞こえが悪いですが、もともとが期間の決まった中での契約なので、期間を満了した後に、契約の更新がされることなく仕事を失った人が、一度に数万人規模で出ました。
今は、他の派遣でも探せばすぐに見つかるかもしれないですが、この時は、次の仕事が見つからない多くの人が、住まいすら失ってしまい、路上での生活を余儀なくされたのです。
海外では、よく見かける風景ではありますが、豊かと言われてきた日本での、突然のこう光景は、私たちの脳裏に深く焼き付きました。
派遣切りはもう一度来る。
ここ最近のニュースでは、派遣社員や期間工を、正社員へ登用するニュースが時おり見られます。以前では、1%以下とも言われていた正社員登用に企業は積極的になっています。
求人をしても、なかなか人が集まらないために、働き手を確保しておきたいことが理由です。
少し残酷な言い方ですが、企業は、あなたの実力を評価して採用を検討することはありません。あくまでも、人が足りているのか?それだけが焦点です。
また、一定数の派遣社員の制度は残しておくはずです。人員を柔軟に増減できる仕組みは、企業にとってはこの上ないありがたい仕組みでしかありません。
そして、この異常なまでの、人の取り合いと派遣社員の給与の高騰は、いつまでもは続くとは思えません。
▼▼もう非正規は終わりにしよう!
世界は揺れるが円は強い
世界の情勢が気になる人は、よくご存知かと思いますが、日本円は、過去の推移からみると、思ったよりも安い価格で取引きされています。
今は、海外へ車を輸出するにも売れやすい時期と言えます。日本の製造業は、この円相場に、かなり影響を受けます。
かつて、派遣社員が工場の中からいなくなった時期は、日本円は、とんでもなく高騰していました。80円をも切っていましたからね。
今後、また100円を切るようなことになってくれば、日本の自動車製造は、また勢いをなくすはずです。
日本は、世界の情勢が悪い中でも、平和で安全な国なために、何かの有事で円は必ず高くなります。歴史は何度もそれを繰り返しています。
私は、そうなったときに、あの派遣切りが再び起こり混乱するであろうと考えています。
売り手の今に正社員を目指しておかないと後悔する
新入社員が3日で辞めたみたいなニュースが流れています。しかし、若いうちは、求人の多い今は、大した問題でも無い気もします。選べばいいのです。
派遣社員が、すぐに辞めたり、来なくなったりするのも、私はいいと思います。他に同じ条件で楽に仕事ができるなら、辞めたやつが勝ち組です。
しかし、自分のリスクを管理できてはいないですから、将来的には、負け組にあっさりと転落するのは見えてます。
この好況の中で、正社員の椅子を確保しておくことが、あなたの30代,40代を大きく変えるのです。
寮で派遣の同僚と楽しく過ごしている場合ではない
私も派遣のときは、仕事は辛いものでしたが、意外にも暮らしは悪くないと思っていました。
同じ派遣で来ている同僚と、寮の部屋を行き来したりして、むしろ学生みたいな、楽しい生活をしていましたよ。
しかし、あれから15年ほど経った今。私は、あの生活を続けることを振り切ったので今があります。
彼らは、そのまま将来を考えることなく、派遣切りにあい、住まいを失い、そして今も派遣で過ごしています。もう40歳を過ぎてますが。
今ここで動けないなら人生は決して明るくはない
世間は、あなたが考えているよりも、ずっと正社員としての採用の門は多くあります。
ついつい、派遣の待遇の良さに若いうちは心を奪われてしまいますが、正社員のメリットは、数年先でなければ実感できないはずです。
あなたが、今すぐに動くことで得られるメリットは、今のあなたの生活とは比較にはならないほどのはずです。
今もすでに明るくないならもっと必死になるべし
派遣でいることが、すでに自分を明るくできない要因になっている人は多くいます。
ならば、なおさら、その殻を自分で破らなくてはいけないのではないですか?
派遣であることに負い目を感じているのであれば、自分から動いてそれを解決すべきなのですよ。
▼▼もう非正規は終わりにしよう!