余暇をどう過ごすかなんてのは、人の自由ですから、いいんですけどね。
借金抱えて、首まわらなくなって、会社の駐車場に強面なスーツが取り立てきたりしてたらネタとしても面白いし。
でも、健全なあなたがギャンブルに溺れないように釘を刺しておきます。
月曜日に抜けなく報告することか一週間が始まる
週のはじまり月曜日。10人ほどの私の班の連中の9人は、同じ挨拶からはじまる。
「昨日は?どう?」
週末は勝ったのか?負けたのか?の報告から一週間の始まりを迎える。
私の住む街は、成人式のたびにド派手な衣装がフィーチャーされる例の街だ。
ちなみに、あの成人式の場所が、「屋根付きドーム型の競輪場」だということをご存知だろうか?
成人になったら、じゃんじゃん競輪でお金を税金に落としてくれよっていうメッセージなのだろう。
この街は、とにかくパチンコ屋が多い。おまけにモノレールに乗って競馬場に行けてしまったり、競艇場は2会場もあるもんだから、休みなくあってるうえに、ナイターまでやってくれちゃってる。
そうなってしまうのも仕方ないかなという気もするんだが。
勝てないクセに詳しすぎ
確かに毎日、同じ作業の繰り返し。大した趣味も持ってない大人だから、ギャンブルくらいは好きにさせてあげたい気もするんだが・・。
そのパチスロっていう打つ作業も、私から見ると、淡々とした作業と変わりないんだが、彼らは実に研究熱心だ。
ひとたびスマホを開けば、各々のパチンコ店の稼働率を調べて、今日はどの台がお金を回収できているかを調査する。
それは、本来、商売の運営者側がやることだから、君はしなくてもよいことなんだけどね。
勝負する機械は、気まぐれなゲームなので、基本的には運が最大の要素になると思われるのだが、研究熱心な彼らは、絶対に秘密であろう、その台の特性を確信的に予測できるように自らのお金で調査をすすめていく。
「あの演出がでれば、確立は30%だ!」と、もう手の内に入れたかのように得意気に言うが、つまりはそうならない確立が70%であるいう部分には興味を示さない。
最後には、顔もみたこともないであろう、台の調整をする者の心理を勝手に読み、「明日は、角だな。6。」と、壮大な心理戦を一方的に繰り広げている。
何よりも、恐ろしいのは、これだけの研究をしつつも、全く勝てないことだ。やたらと詳しい割には、まったく役立っていない。
ケチな上司も負けっぷりは潔い・・
しかし、完膚なまでに叩きのめされているはずのなのに、彼らは、その話しで盛り上がる。人々を笑わせることは良いことなのだが、身銭を3万円、5万円と使った割には爆笑とまではいかない。
40~50代の職位ある者にもなると、負けてまうお金も少し桁が違って、10万円負けた話しなどを持ち出すが、この、おっさんが、飲み会の五千円は高いといって渋るので、仕方なく4千円でできる飲み放題コースとかをお願いしているコチラの気持ちは察しているのだろうか?
仕事も同じくらい頑張れよってそれは無理やろ
私は、同じくらい仕事も頑張れよと言うやつも好きではない。そりゃ、自分の好きなことに没頭することと、仕事を頑張ることを一緒にするのは無理だ。
しかし、こいつらの没頭ぶりは、常識をすでに逸している。
どの馬の子が、どの馬とヤッて、どこの馬だとか・・。
もはや、林家ペーが、芸能人の誕生日を全部覚えてるなんてのは、比較にならないくらいの研究熱心さだ。
なのに、長年、結果が出ない。いや、彼らがいうには、結果が出せていないだけで、近いうちに出るらしいが・・。
お金の使い方を少し変えると人生はとんでもなく変わる
私も、たまに、パチンコ店に入ることもあるけれど、今では、ほとんど興味がない。
一方的に運まかせなギャンブルに注ぎこんでしまうよりも、しっかりとお金を投資や運用に回すことを覚えたからです。
パチスロや競馬に、熱狂的になれるのと同じくらいに、私は、今は、資産運用に研究熱心です。
お金の使い方ってのは、ほんの少し変えるだけで、人生はとんでもなく変わります。
次回は、そのへんについて書こうかと思います。