自動車工場の社員は有給をきっちりと使う

まず、社員の場合ですけれど、大手メーカーの自動車工場などでは、社員は年休をしっかりと使います。

カットゼロなどと呼ばれることもあり、年休は繰り越していくことができますが、上限が60日程度で区切られているはずです。翌年に60日以上の有給を保有すると、それ以上の休みは、そのまま流されます。

この有給が流れてしまうことの無い様に、年間15~20日の有給を社員は必ず取得しています。

期間工の有給休暇はあるのか?

期間工にも有給休暇はあります。トヨタ自動車の期間従業員は、はじめの半年間は年休がありませんが、以後の半年に10日。翌年に11日の有給を貰えます。

計画的に取れるようであれば、土日を利用して3連休にもできますし、何かしらの病気で、どうしても休みが必要なときには、有給で休むことで欠勤扱いにされません。

期間工の場合は、休むことで報奨金や満了金の有無に関わりますから、最初の半年は休むと自分に跳返ってきますが、有給として使える半年後からは、これが活きてきます。

実際に期間工は有給が取れますか?

有給とは言うものの、社員も含めて、誰でもお好きな日にどーぞとはいきません。

ラインは人がいないと回りませんし、同じグループで働く人手にも余裕はありません。

実際には、毎日誰か一人が休んでも、ラインが無理なくまわる程度の人手(10人前後の班の場合)にしていますので、月曜や金曜に2人、3人とは休めないものです。

カットゼロの関係もあってか、年が明けて3月前後までは、ラインの仕事も需要のピークですが、社員もとにかく休みを入れることが多くなります。計画的に休みが取得できていなかった人が、空いている日に休みを全部突っ込んできたりもします。

期間工の有給がの前に、そもそも休むための人の余裕がない部署は、いない間は休めないですし、やっと人に余裕ができても、カットゼロ未達社員が、休みをこなすために列を作っていますので、なかなか期間工の有給とまでにいきません。

これは、単純な話で考えれば、もうひとりだけでも人員に余裕があれば、何も問題のないことになるのですが、人を切り詰めることが職場の評価を高めるために、結局のところは期間工や派遣社員に回りまわってツケがきます。

職場の上司によっては、休みに寛容な人もいて、上手く人員に余裕を持たせてくれているのですが、出世したい欲が少しでもある、見せる化上司の下に入ると、休みひとつでも嫌な顔をされて取る気も失せます。

結局は、配属された先の状況や、上司の機嫌と裁量次第といったところです。

▼▼もう非正規は終わりにしよう!

思いもよらない休みに突入することもある

人が欠けるとラインが回らないからということ以上に、思わぬ困った問題が起こることもあります。

大きな自然災害などで、会社が休みになることは、東日本大地震や、熊本地震で経験された方もいるでしょう。

自動車工場は、大手メーカーに部品を納入する企業が、数百、数千とも言われる数あります。

車は部品の集合体ですから、それらの企業のどこかで部品の製造が困難な事態になったり、ある部品にまとめて欠陥が見つかった場合などに、自動車工場の製造も停止してしまうこともあります。

特に、火災などが起きると、数週間にも及んで工場の操業が停止することがあります。

工場の稼働がない間は、従業員は年休でまとめて休みに突入することもあります。これは期間工や派遣社員においても同じで、もともと年休が少ない期間工や派遣社員は、思いもよらない操業停止で有給を全部消化してしまうこともあります。

自動車工場の魅力は何を置いても長期連休です。

春季、夏季、年末年始の3回を何よりも楽しみにしている人も多いですし、それだけのために我慢して働いている人も多いです。

土日の休みとの絡みもありますが、短くとも7日。長い場合には、11日ほどの長期連休も珍しくはありません。

しかし、長期連休のある月は、出勤日数が15日前後になることもあり、日給月給の期間工にとっては、支給額が大きく減ってしまうことにもなります。

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