期間工の求人はアウトソーシング先を使わないと大損します
これから期間工の求人に応募する人には、絶対に見落としてはいけないことがあります。
それは、期間工.jpを介して求人に応募することです。
期間工の求人は、興味を持っている人の目には、至るとことで目につくかと思います。
求人誌には大きく掲載されていますし、フリーペーパーや新聞でも目にする機会は多いでしょう。
また、ハローワークにおいても、期間工は生活の自立が立てやすいために、積極的に紹介されている印象もあります。
しかし、そのどれもが同じ条件だと思っていないでしょうか?
実は、窓口が違うと、最初に準備されている待遇が異なることがあります。期間工.jpのサイトを介したほうが圧倒的に入社祝い金で得をするのです。
マツダの入社祝い金45万円はどこから出るのか?
2017年9月現在の期間工求人で、もっとも注目を集めているのは、マツダの求人です。
選考会参加費と入社祝い金とを合わせるだけで45万円もの特別待遇が準備されています。
ところで、この入社祝い金は、どこから支給されているものか知っていますか?
下の画像は、マツダの募集要項に書かれているものをキャプチャーしたものです。募集要項をしっかりと見てみましょう。
大事な部分を抜粋しますね。
★選考会10万円支給
★入社祝い金 20万円支給
(9月末まで選考入社の方)
★入社祝い金 15万円支給
(雇用先から15万円支給)
この入社祝い金は、期間工.jpを介して求人に応募した際に用意されているものです。
マツダが期間工に入社祝い金(生活準備金)として、用意されているのは、この内の15万円です。
30万円の入社祝い金は、求人の業務を委託されているアウトソーシングから出されるお金です。
もちろん、それを知らずに、マツダい直接に履歴書を郵送すると、この30万円は貰えません。知らないだけで、損失は大きいです。
これは、マツダだけに限ったことでなく、他の自動車メーカーでも同様のことが起こる時期があります。
トヨタや日産の求人も、必ず期間工.jpのサイトを一度確認して、待遇や条件を見ておかなくてはいけません。
どうして期間工.jpが入社祝い金を出すのか?
近年の大企業の求人は、全てを自社で行いません。選考や面接は、人事の仕事になりますが、求人募集に関しては、広告費を払って社外へ委託するように変わってきました。
委託された企業は、働き手を確実に確保するために、あらゆる広告を使いますが、一任された広告費は、入社祝い金を独自に準備して上乗せすることができるのも、委託された企業の広告費の使い方のひとつになります。
すべての求人にこうした独自の入社祝い金が用意されているワケではありませんが、個人で求人に応募するとは違い、アドバイザーが間に入ってくれるために面接に関するアドバイスなどを貰えるメリットもあります。
工場によっては派遣のほうが条件が良いことも
直接雇用される期間工とは別に、工場の中では派遣で働く非正規社員の人もいます。
歴史の長い自動車工場は、派遣の制度が一般化する以前から、期間工という形で人を雇っていましたが、ここ20年でできた比較的新しい工場は、期間工の制度自体が無く派遣で人手を募集している会社もあります。
九州にもメーカーの工場は多くありますが、トヨタ自動車九州や、日産九州などは、期間工の採用もやりつつ、派遣社員も多く働いています。
直接雇用の期間工のほうが何かと条件が良いと考えてしまいがちですが、トヨタ九州や日産九州では、派遣社員で働くほうが給与などの条件が良く、期間工で働いている人は数えるほどしか居ないそうです。
▼製造派遣大手の日総工産で期間工と待遇を比較
大手自動車メーカーよりも将来性があることも
ヨタや日産の社員登用などに希望を持つ人もいるかもしれませんが、現実には実力があるから社員になれるというワケでもありません。
ここ数年は驚くほどに生産台数が増加(円安が要因と思われる)するとともに、各社がハイブリッドユニットの開発と生産などに、新たに人材が必要なことが重なっていたために、人の手が足りない状況だったのでしょう。
社員登用は結局のところ運次第です。
人手不足は、ますます深刻化しているために、期間工とあまり変わらないほどにど待遇の良い派遣の仕事も目立つようになりました。
大手自動車メーカーの周囲には、共に工場を支えている部品メーカー工場なども数多くあります。
大手自動車メーカーに中途入社することも人生の選択としては良いかもしれないですが、将来の出世や昇給は難しいものです。
やり甲斐や将来性といったものを考えると、部品メーカーや他業界の仕事も検討してみるいい機会かもしれません。
あなたが考えている以上に世界は意外に広いものです。期間工の仕事を受ける準備をしつつ、他にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか?