現場仕事ならではの帽子やヘルメットの悩み
工場で働く私たちにとっては、保護具は絶対であり、ヘルメットや帽子の着用は避けては通れません。
しかし、30歳を過ぎるあたりから、早くもアレに悩まされます。
「ハゲ」です。
もはや、一般的にも語られていることなので、今さらですが、ヘルメットや帽子を年中被って仕事をしているのですから、頭が蒸れてハゲるんです。
ヘルメットをかぶるとハゲるの?
ヘルメットを被ることで、頭皮は確実に蒸れます。
雑菌が繁殖しやすくなりますし、頭を締め付けることによる血行の不良で、さらに頭皮にとっては、悪い環境になります。
抜け毛防止帽子なんてものはもちろん無い
なんだか、ドラえもんが出してくれそうなネーミングの、抜け毛防止帽子ですが、そんなものはありません。
できるだけ通気性の良い、清潔なものを使用するしかないのですが、今どきの保護アイテムは、通気性のないものなんてありません。
多くの人が、頭が蒸れることを気にしているために、あらゆる商品が通気性を売りにしていますが、そもそも帽子の通気性がどんなに優れていても、この問題は解決しません。
閉ざされた工場の中の空気そのものが、滞留性があるために、外の乾いた清潔な空気との通気性がないからです。
とにかく頭がかゆくなるからさらに焦る
すでにヘルメットによる薄毛が気になっている人は、通気性や、菌が繁殖しないための除菌などに、気をつけているはずです。
しっかりとこだわっているのに、頭がいつも痒くなりませんか?
そこで、自分なりに調べた人たちが、最初にお金を使うのが、シャンプーです。
抜け毛が減って、頭皮や毛穴がすっきりと洗い流すことができるシャンプーを探すワケです。
すごいいいシャンプーとか使ってるのに
この毛穴の詰まりをすっきりとさせる考えは、間違いではありません。
汚れが蓄積されれば確実に抜け毛の原因になりますし、その汚れは皮脂からできることも間違いではありません。
日中、ヘルメットや帽子の中で、皮脂が蓄積された状態になっているのですから、清潔にしなくてはいけない。
これは、絶対に必要なことですが、そこに多くの人がやってしまっている最大の過ちがあるのです。
かゆいのは実はあなた自身の最大の過ちが原因かも
清潔な頭皮を保つために、抜け毛予防シャンプーなるものを使いはじめても、やっぱり頭皮が痒いと感じている人は特に注意が必要です。
なぜなら、痒みの原因は、毛穴の詰まりや、頭皮の汚れからくるものではない事のほうが多いのです。
ヘルメットや帽子が抜け毛の原因になっていると思っている人ほど、頭を清潔にしようと過剰になってしまい、頭皮を乾燥させてしまっていることが多いのです。
負の超スパイラル
頭が痒いからと、もっとキレイにしないといけないと走りがりですが、すでに頭皮や毛穴の状態は良いのに、さらにシャンプーなどをしすぎていませんか?
過剰に皮脂を洗い流すことは、肌をどんどん乾燥させていきます。
乾燥した肌は、ますます痒みが広がるのですが、ヘルメットが原因だと思いこんでいる人は、頭が蒸れていることが原因だと思い込むのです。
これに気がつかない人は、延々とこの負のスパイラルから抜け出すことができません。
夏は、多量の汗で痒みが収まりますが、冬場になると、対して蒸れもないのに、常に頭が痒いという矛盾が起きていないですか?
こういうタイプの人は、少し頭をかくだけで、フケがポロポロと落ちてきます。あなたが陥ってないですか?
今すぐに方向修正しないとマジでハゲる
もし、これを読みながら、思い当たる節がある人は、すぐにでも方向修正が必要です。
頭は必要以上に何度も洗わないようにしましょう。
頭を洗うのは日に1回で良いのですが、いったん頭皮が乾燥肌になると、なかなか頭皮は潤いません。
これは、女性が洗顔によって乾燥肌になるのと同じで、地肌が潤いを取り戻すのは、年齢と共に難しくなるのです。
ですから、女性が顔に塗る化粧水のように、頭皮も潤いを与えなくてはいけません。
何よりも自分の頭皮の状態を正しく知ることが必要です
現場仕事の私は、清潔でないことが抜け毛の原因だと思い込み、必要以上にシャンプーや、保護具の除菌に気を使っていました。
それでも、頭の痒みは収まることなく、抜け毛は増える一方でした。
自分の毛穴は、実はキレイな状態で、この痒みが頭皮の乾燥によるものだと気がついたのは、アデランスの無料ヘアチェックを受けたからです。
無知で対策を行うことは、場合によっては事態を悪化させるに過ぎません。
自分も頭の痒みがあって、フケがあるから同じかもと思われている方も、プロの意見を一度聞かれてみるほうが良いでしょう。
多くのクリニックは、無料で頭皮の状態をチェックしてくれますから、あなたの本当の頭皮の状態を知ることができます。
近年は、育毛に関するあらゆる医院がありますから、お近くのAGAクリニックなどに行かれてみてください。