行きたくない配属先トップ3

組立て足回り系

期間工の多くは、組立に配属されていくと言われますが、組立課といっても、かなり大きな組織になっているものです。その中でも、「足回り」と呼ばれる班は、自動車ラインの中でも、過酷さでいえば常に上位です。

足回りは、直接車に足回り関係の部品を取り付けしていきますが、常に車が頭上に来るために、上を向いたり、台に登ったりでの作業になります。インパクトなどでの、疾病率の高い工具の使用頻度も高い上に、重要部品が多く、振動のよい大きい工具が用いられています。

実際には、工場内の全ての工程に精通している人などはいませんが、「足回り」と聞いた誰しもが、心の中で、「ご愁傷様」と自然に返事をしているほどに過酷さでは一歩先を行きます。

部品アーム系

部品部と呼ばれる部門において、特に、「アーム」と呼ばれる部門は、なかなか仕事が大変でした。部品の溶接は、基本的には機械がするものなのですが、これらの機械にセットしたり取り出したりする作業は、全て手作業です。溶接物が熱くなるために、防備は必然的に厚くなります。

軍手は2重に着用しますが、それでも3秒以上握っていると、火傷しそうになりますし、持つ位置を誤ってしまうと、2重の軍手も全く役には立ちません。

腕カバーや、エプロンなど、あらゆる保護具を着用するうえに、場内は、溶接の熱も混じって、夏場の暑さは尋常ではなくなります。

塗装下地系

塗装のデキは下地で決まると言われますが、この下地というのは、言うなればどれだけしっかりとヤスリをかけて、洗浄できているかということです。

これらの作業も、多くは機械が取って変わっていますが、どうしても人間の手を必要とする箇所が出てきます。特に、昨今の車は、複雑なデザインをしたものが多いために、人に頼るべき箇所も複雑になっています。

ひたすらに、「丸一日、紙やすりをかけ続ける仕事」といったところもあることから、下地作業には行きたくないと漏らす人が居ます。

行きたい配属先トップ3

組立ファイナル

組立の中でも、ラインの終わり間際にファイナルと呼ばれる部門があります。最も最後のレーンでは、明かりの下を車が通過していく脇で、ひたすらに塗装とボディの確認をしている人がいます。

ただただ、目で車の表面に悪い箇所がないかを見る仕事になります。しかし、人によっては、あまりに退屈で時間が経たない為に、行きたくないという意見もあります。

検査運搬

車は、毎分1台出来上がりますが、これらの車は自走でヤード(駐車場)に並べられていきます。当然、これらは誰かが運転する必要があるために、ひたすら車を運転するだけの仕事があります。

今、できたばかりの車に、誰よりも最初に運転している人たちですね。単に運転するだけなので、期間工や派遣の人も多くここへ属しています。

品質全般

部品においては、ラインで働いている人たちとは別に、そのラインで作られている製品に品質を随時チェックしている人たちがいます。

しかし、汗だくのライン工を横目に、温度管理された涼しい部屋で、高額な機械任せに測定を行っているだけで、同じ給与とは思えないほどに楽しています。

誰にでもできる仕事のために、期間工や派遣からも、数名ずつ配属されることもありますが、途中で、ラインについていけなくなった人が回されるパターンが多いです。

▼▼もう非正規は終わりにしよう!